2011年06月08日

『時代考証にみる新江戸意識』が出版されました。

大石学編『時代考証にみる新江戸意識』が名著出版より刊行されました。

 「江戸のイメージ」を、ややもすると固定観念だけで見てはいないだろうか!江戸の文化や人々の暮らしを、新たな視角からとらえると、「新しい江戸のイメージ」を、ひらくことができると考える。
 たとえば、瓦版や高札は誰もが読むことが出来たのだろうか。当時の外国人から見えた人々の文化水準は、どのように映ったのだろうか。
 幕末期の「新撰組」の実態とは。政変下における「篤姫」の果たした役割、また、「龍馬」の実像とは、どのようなものであったのか。
 本書は、NHK大河ドラマ「新選組!」「篤姫」「龍馬伝」の時代考証に携わった執筆者たちが、ドラマ製作でのエピソードや場面設定での考証を通して、史料にもとづく、「新たらしい江戸のイメージ」を、わかりやすい文章と多くの読み(ルビ)を付して提唱する。




目次
はじめに(大石学)
一 江戸イメージの変化(大石学)
二 江戸時代にもあった政権交代(大石学)
三 江戸の教育力(大石学)
四 「『新選組!』剣術家集団の実像」(三野行徳)
五 安政期の政局と大河ドラマ『篤姫』(野本禎司)
六 「龍馬が遺したモノ!―ぼくの龍馬・わたしの龍馬・「本物」の龍馬ー」(佐藤宏之)
あとがき(小出英樹)

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2010年11月21日

『時代考証学 ことはじめ』が出版されました。

大石学・時代考証学会編『時代考証学 ことはじめ』が東京堂出版より刊行されました。

TVドラマや映画の時代考証は歴史好きの市民と歴史研究をつなぐ窓口として有効である。本書は「時代考証学」という新たな学問ジャンルを立ち上げた同研究会の第1回シンポジウムの記録集であり、また時代考証学の入門書である。

時代考証学 ことはじめ [単行本] / 大石 学, 時代考証学会 (編集); 東京堂出版 (刊)
時代考証学 ことはじめ

目次
はじめに (大石学)

第一部 時代考証学会第一回シンポジウム「時代考証学 ことはじめ」
 序・時代考証学の可能性 (大石学)
 時代考証と歴史学―大河ドラマ篤姫を題材に― (野本禎司)
 ドラマとしての時代劇−パフォーマンス論的見地から― (中島裕昭)
 嘘から出る実 (菅野高至)
 映像作品と時代考証 (奥田瑛二、聞き手・竹村誠) 
 パネルディスカッション (司会・三野行徳、佐藤宏之)
 第一回シンポジウムの総括 (工藤航平)
 第一回シンポジウムレポート (大橋毅顕)

第二部 時代考証学に関わる現場から
 「時代考証」とは何か―原作者の立場から― (築山桂)
 遠山景元と文化人の交流 (岡崎寛徳)
 演劇アーカイブズの可能性―劇作家北條秀司資料について― (馬場弘臣)
 歴史教育と時代考証 (藤野敦)
 時代考証の末席から―逃げの口上ばかりが上手くなって― (富岡洋一)
 一市民から見た時代劇 (平野具男)
 編集者からみた時代考証 (安田清人)
 「時代考証」の可能性 (保垣孝幸)

あとがき (望月良親)

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2009年10月28日

『一九世紀の政権交代と社会変動』が出版されました。

大石学編『一九世紀の政権交代と社会変動』が東京堂出版より刊行されました。

社会変動が進む多摩地域を飛び出し、京都において政治変動(政権交代)に直接かかわる活動を展開した新選組を切り口に19世紀の政権交代と社会変動の実態と意義に迫ります。従来の江戸幕府の崩壊から明治政府の成立、すなわち「封建制」から「近代」へという「幕末維新」観とは異なる、近世(江戸)の達成と、近代(明治)への展開という新たな視点を提示。

一九世紀の政権交代と社会変動―社会・外交・国家 [単行本] / 大石 学 (編集); 東京堂出版 (刊)
一九世紀の政権交代と社会変動―社会・外交・国家―

目次
第一部 一九世紀の政権交代と社会―新選組の歴史環境
 一九世紀における府中六所宮と武蔵国府復興 (菅野洋介)
 幕府浪士取立計画の総合的検討 (三野行徳)
 宗家上洛後の天然理心流 (太田和子)
 幕末の日光山をめぐる人々の意識 (安田寛子)
 甲州鎮撫隊と甲州道中日野宿 (矢口祥有里)
 西村兼文の『文明史畧』にみえる新選組 (坂誥智美)

第二部 一九世紀の政権交代と外交
 「安政五カ国条約」を問うて (ル・ルー・ブレンダン)
 万延・文久期における江戸湾浪士取締体制と沖番船出役 (神谷大介)
 第二次幕領期における蝦夷地の警衛体制 (鈴木崇資)

第三部 一九世紀の政権交代と国家
 旗本家における巡邏創設の歴史的意義 (野本禎司)
 明治初期における統治者の意識 (門松秀樹)
 来日外国人史料にみる近世日本の権力構造と「明治維新」 (大石学)

追記:書評・新刊案内
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