2012年03月31日

『大河ドラマと地域文化』が出版されました。

大石学・時代考証学会編『大河ドラマと地域文化―「篤姫」「龍馬伝」と鹿児島―』が城書房より刊行されました。

 大河ドラマの舞台となることは地域の歴史・文化にどのような影響があるのか。大河ドラマと市民の歴史意識、地域史研究との三者の関係構造を時代考証学という新たな学問領域によって切り結ぶ。
 本書は、時代考証学会第1回フォーラムの成果報告集であり、大河ドラマを通した地域おこしや地域史研究の進展を一過性のものとせず、地域文化とは何かを見つめ直すための試みである。



目次
 序
第一部 時代考証学会第1回フォーラム「大河ドラマと地域文化―『篤姫』『龍馬伝』と鹿児島―」
 趣旨説明(大石学)
  時代考証という歴史叙述―大河ドラマ『龍馬伝』の実践から―(佐藤宏之)
 大河ドラマと地域史―「篤姫」と鹿児島城大奥を中心に―(崎山健文)
 大河ドラマ『篤姫』の時代考証を担当して(原口泉)
 データベースから見る大河ドラマ―考証・指導と地域文化の視点から―(大橋毅顕)
 地域社会が大河ドラマから学び取るもの
   ―放送前と放送後の取り組みとその効果・変化について―(中原國男)
  大河ドラマ『篤姫』と『龍馬伝』のなかの薩摩(土屋勝裕)
  時代劇と鹿児島という舞台(榎木孝明)
  パネルディスカッション(司会・三野行徳、工藤航平)
 第1回フォーラム参加記(永島知織・飯田ゆり恵・榊将和)
 地域文化創造の源泉としての大河ドラマとその再生産の可能性
   ―第1回フォーラムの成果と課題―(野本禎司)
  地域文化としての大河ドラマ―第1回フォーラムアンケートから(望月良親)

第二部 観光資源から地域文化へ
 大河ドラマのロケを迎える(有村博康)
 大河ドラマ『龍馬伝』の地方ロケ―地方ロケをする理由―(津田温子)
 大河ドラマ『篤姫』放映中の南日本新聞(江口淳司)
 大河ドラマの誘致と観光振興(奈良迫英光)
 「鹿児島歴史探訪コース」をめぐって(熊ア惠理那・杉山綾・阿久津美紀)
 あとがき(佐藤宏之)
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2012年03月24日

『大河ドラマをつくるということ』が出版されました。

大石学・時代考証学会編『大河ドラマをつくるということ―時代考証学の提唱―』が名著出版より刊行されました。

 大河ドラマをつくる想いとみる想いをつなぐ時代考証。リアリズムの追究や市民社会との関連において時代考証学の提唱するものとは。
 本書は、同会の第2回シンポジウムの記録集であり、大河ドラマと時代考証学との関わりを通して、プロデューサー・人物デザイナー・小道具制作者や歴史学者・教育関係者・マスコミ関係者など、さまざまな分野から、市民社会における時代考証学の意義の検証を試みる。



目次
序 歴史作品とリアリティー(大石 学)

第一部 時代考証学会第二回シンポジウム「大河ドラマと時代考証」
 歴史学と時代考証との関わり―大河ドラマ「篤姫」を題材に―(竹村 誠)
 大河ドラマと博物館展示(市川 寛明)
 制作現場から見た、大河ドラマと時代考証(屋敷 陽太郎)
 時代考証と人物デザインの共鳴(柘植 伊佐夫)
 第二回シンポジウムパネルディスカッション(司会・工藤 航平、望月良親)
 食い違う思惑―第二回シンポジウム感想記(樽 永)
 時代考証がつなぐもの―第二回シンポジウムによせて(神谷 大介)
 大河ドラマの成り立つしくみ―第二回シンポジウム成果と課題(三野 行徳)
 第二回シンポジウム・アンケートから見えるもの(佐藤 麻里)

第二部 大河ドラマ像の現在と時代考証学
 「歴史の語り部」としての大河ドラマ
    ―歴史ドラマの制作方式と特徴について―(鈴木 嘉一)
 歴史研究者から見た大河ドラマ(門松 秀樹)
 大河ドラマと小道具制作(祝 大輔)
 データ放送の現場から―大河ドラマ制作スタッフ訪ね歩き―(佐々木 瑞紀)
 大河ドラマと学校教育現場(鈴木 崇資)
 大河ドラマから生まれたコミュニティー(番田 清美)
 大河ドラマと市民講座
    ―時代考証講座を社会にアナウスする事の意義について―(風間 由貴子)
あとがき(野本 禎司)
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2011年06月08日

『時代考証にみる新江戸意識』が出版されました。

大石学編『時代考証にみる新江戸意識』が名著出版より刊行されました。

 「江戸のイメージ」を、ややもすると固定観念だけで見てはいないだろうか!江戸の文化や人々の暮らしを、新たな視角からとらえると、「新しい江戸のイメージ」を、ひらくことができると考える。
 たとえば、瓦版や高札は誰もが読むことが出来たのだろうか。当時の外国人から見えた人々の文化水準は、どのように映ったのだろうか。
 幕末期の「新撰組」の実態とは。政変下における「篤姫」の果たした役割、また、「龍馬」の実像とは、どのようなものであったのか。
 本書は、NHK大河ドラマ「新選組!」「篤姫」「龍馬伝」の時代考証に携わった執筆者たちが、ドラマ製作でのエピソードや場面設定での考証を通して、史料にもとづく、「新たらしい江戸のイメージ」を、わかりやすい文章と多くの読み(ルビ)を付して提唱する。




目次
はじめに(大石学)
一 江戸イメージの変化(大石学)
二 江戸時代にもあった政権交代(大石学)
三 江戸の教育力(大石学)
四 「『新選組!』剣術家集団の実像」(三野行徳)
五 安政期の政局と大河ドラマ『篤姫』(野本禎司)
六 「龍馬が遺したモノ!―ぼくの龍馬・わたしの龍馬・「本物」の龍馬ー」(佐藤宏之)
あとがき(小出英樹)

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