2021年10月02日

『戦国時代劇メディアの見方・つくり方』が刊行されました。

大石学・時代考証学会編
『戦国時代劇メディアの見方・つくり方
―戦国イメージと時代考証―』

が勉誠出版より刊行されました。


歴史的事実との整合性を図りながら、エンターテインメントを追及する上で、「時代考証」はどのように関わっているのか。歴史意識・イメージの変遷とそこに影響を与えるポップ・カルチャーの関係にも注目。研究者、漫画家、俳優、ドラマ制作者、市民などのさまざまな視点から、「時代考証」を考察する。
本書は、戦国時代劇メディアをテーマとした第6回と第11回のシンポジウムと、これに関連する論考・コラムを収録したものである。これまで当会では毎年のシンポジウムごとにその成果を刊行してきたが、創立10年を経過し、新たな「ことはじめ」として、特定のテーマごとに複数のシンポジウムの成果をまとめて刊行する、その1冊目となる。

『戦国時代劇メディアの見方・つくり方』表紙画像.jpg

目次
はしがき(大石学)
序論(野本禎司)
特論 戦国時代劇と時代考証(大石学)
第1編 時代劇メディアとポップ・カルチャー
 1 時代考証数珠繋ぎ(尼子騒兵衛)
 2 時代劇メディアの中の「ポップ・カルチャー」
    ―時代考証の所在を手がかりに―(花岡敬太郎)
 3 剣豪イメージと時代コンテンツの変遷
    ―柳生十兵衛を事例として(玉井建也)
 シンポジウム「時代劇メディアと「ポップ・カルチャー」の境界を歩く」
  趣旨説明(花岡敬太郎)
  コメント(大橋崇行)
  パネルディスカッション(司会・茂木謙之介)
第2編 時代劇と戦国イメージ
 4 戦国時代・武将のイメージ形成過程について(山野井健五)
 5 時代劇は存続するか?(佐藤峰世)
 6 戦国武将を演じるにあたって(森田順平/聞き手:金井貴司)
 シンポジウム「戦国時代イメージを考える―時代劇メディア・学問・市民―」
  趣旨説明(門松秀樹)
  パネルディスカッション(司会・神谷大介)
第3編 三英傑イメージの変遷
 7 織田信長イメージの現在(橋本章)
 8 豊臣秀吉イメージの現在(井上泰至)
 9 徳川家康イメージの現在(原史彦)
第4編 歴史系学問と戦国イメージ
 10 戦国大名の実像―殿様と家来―(佐々木倫朗)
 11 「呂宋助左衛門」と海域アジア交易―時代劇が培う歴史像(川戸貴史)
 12 「設楽原」の発見―時代劇メディアの民俗学(及川祥平)
 13 特別展「戦国時代展」の思考(西山剛)
コラム
 戦国イメージをドラマ化することの意味と面白さを考える
   ―時代考証学会第六回シンポジウムに参加して(花岡敬太郎)
 「お目付役」を超えるために
   ―時代考証学会第六回シンポジウムのアンケート回答から(鈴木一史)
 時代考証の役割とメディアリテラシー
   ―時代考証学会第一一回シンポジウムのアンケート回答から(工藤航平)
あとがき(時代考証学会)
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2018年01月13日

『時代劇メディアが語る歴史』が出版されました。

大石学・時代考証学会編
『時代劇メディアが語る歴史−表象とリアリズム−』

が岩田書院より刊行されました。


さまざまなメディア媒体を通じて社会に発信される時代劇メディア作品。そこで表象される「歴史」は何を語り、そこからわたしたちは何を学ぶことができるのでしょうか。本書は、表象とリアリズムの問題に迫った時代考証学会・第5回シンポジウム(2013年開催)の記録集です。さらに特論を加え、NHK大河ドラマ放映を契機に変容する地域の歴史表象や観光の現場をリポートします。

表紙画像.jpg

目次
 はしがき(大石学)
 趣旨説明(佐藤宏之)
 時代劇メディアと学問・観光の関わり
  −『鬼平犯科帳』を題材に−(門野里苗)
 マンガと時代考証
  −学習マンガを中心として−(小泉隆義)
 ドラマ美術と時代考証(岸聡光)
 時代劇メディアにおける演じ手の役割(宍戸開)
 パネルディスカッション(司会・竹村誠)
 「地域史によるまちおこし」を考える
  −第五回シンポジウムに参加して−(小沼幸雄)
 「時代劇メディア」制作におけるリアリズム
  −第五回シンポジウムの成果と課題−(門松秀樹)
 史実かドラマか
  −時代考証と作品の関係をめぐるシンポジウム参加者の意義−(門松秀樹)

特論 大河ドラマと観光地
 大河ドラマの衣裳・小道具の展示効果
  −『篤姫』『龍馬伝』と鹿児島・高知を例に−(野本禎司)
 大河ドラマ『平清盛』放映と宮島
  −宮島の特質と地域文化−(工藤航平)
 大河ドラマと博物館の展示叙述
  −福島県立博物館『八重の桜展』ワークショップの記録−(三野行徳)

 会津若松の観光と大河ドラマ『八重の桜』
  −悲劇からの復興という物語−(神谷大介)
   
 あとがき(神谷大介)
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2017年02月26日

『伊達政宗と時代劇メディア』が出版されました。

大石学・時代考証学会編
『伊達政宗と時代劇メディア−地域の歴史・文化を描き、伝えること−』

が今野印刷より刊行されました。


 伊達政宗はどのように描かれ、これから描かれていくのか。政宗とともに地域の歴史や文化はどのように伝えられ、これから伝えていくのか。NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』放映から30年を経て、これまでメディアのなかで描かれてきた伊達政宗像や仙台の歴史・文化を振り返り、今後どのように描き、伝えていくのかを考えます。
 歴史研究者、学芸員、ドラマ制作者、マンガ家、行政、ボランティアガイド、市民という、さまざまな立場より政宗像や仙台についての率直な思いを述べていただくことで、なかなか実現しにくい領域の対話≠実現することができました。
 本書は、2014年に開催した時代考証学会第4回フォーラムin仙台(仙台市博物館共催)の記録集です。関係者によるコラムや、伊達政宗に関するミニ知識などを織り込み、政宗を知るための入門書的な性格も兼ねる書籍です。

伊達政宗と時代劇メディア(写真).png


 
数量に限りがございます。先着順となりますので、お早めにお申し込みください。
学会での販売を終了いたしました。
書店および下記のオンラインショップにて販売致しております。
http://www.konp.co.jp/pub/products/detail.php?product_id=25

[購入方法]学会メール(jidaikousyou[at]live.jp)にて、必要事項を記入の上、
      お申し込みください。
      アドレスを入力する際は、[at]を@へ変更してください。
      必要事項:お名前、送付先、電話番号、購入冊数、領収書の有無。
[送付方法]代金振り込みの確認後、日本郵便株式会社のクリックポスト
      もしくはレターパックにて御届けいたします。振り込み手数料は、購入者
      のご負担となります。


[目次]
 はじめに(大石学)
 時代劇メディアとしての伊達政宗を考える(工藤航平)  

第1部 伊達政宗を描く
 政宗を読み直す−メディア、通説の政宗像と実像のギャップ−(菅野正道)
 政宗を描くって大変!(千葉真弓)
 二つの独眼竜(吉村芳之)
 コラム1 政宗を育てた乳母(菊池慶子)
 コラム2 不退転の決意(伊達元成)

第2部 地域資源としての伊達政宗
 伊達政宗を取り上げた時代劇メディアの変遷(神谷大介)
 伊達政宗公と仙台市の観光について(小山裕行)
 市民が伝える伊達政宗−瑞鳳殿ガイドの会の活動を通じて−(松葉コ壽)
 コラム3 御霊屋放浪記(山下とも)
 コラム4 政宗を展示する(水野沙織)
 コラム5 時代劇メディアがもたらす地域の財産(櫻井和人)

第3部 それぞれの伊達政宗
 パネルディスカッション(司会・野本禎司)
 コラム6 『宮城の歴史ものがたり』と郷土学習ブームの中での伊達政宗(齋藤敦子)
  
 Profile Masamune/その時政宗はどこにいたか/伊達氏略系図
 ミニコラム
 政宗と家紋/大名・国人・郡主・国衆/政宗の花押/政宗の眼のはなし/
 もっとある政宗の墓
posted by 時代考証学会 at 07:16 | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする