2019年03月05日

2019年3月23日(土)時代考証学会・第12回サロンのご案内

時代考証学会第12回サロンを以下のとおり、開催いたします。


幕末=明治維新表象と地域性
河井継之助(越後長岡藩)を中心に


報告者

羽鳥 隆英

(新潟大学人文学部助教、国際日本文化研究センター客員准教授、
東京女子大学現代教養学部非常勤講師)


 これまで、時代考証学会では時代劇メディアと地域の歴史との関係性について、多くの議論を積み重ねてきました。時代劇メディアが地域の歴史叙述の内容や方法をどのように変化させ、人々に受容されていったのか。その過程で顕在化する表象とリアリズムの問題などに迫ってきましたが、今回のサロンでは逆のベクトル、すなわち地域の歴史が時代劇メディアに及ぼす様々な影響について考えていきます。
 ご報告いただく新潟大学人文学部助教・羽鳥隆英さんは、演劇や映画の分析を通じて大衆文化の解明に取り組まれています。2016年には『日本映画の大衆的想像力 《幕末》と《股旅》の相関史』(雄山閣)を出版されました。同書は国民国家日本の建国神話に相当する幕末=明治維新表象について、大衆文化の中心に位置した映画に焦点を当て、1920年代から21世紀の《現在》に至るまでの過程を通時的に考察したものです。
 そうした成果を踏まえ、今回のサロンでは、幕末=明治維新表象と地域性の相関史について、慶応4年(1868)の戊辰戦争において越後長岡藩を主導した河井継之助の事例などを取り上げてお話しいただきます。幕末剣劇『月形半平太』などを人気演目に持つ新国劇のような劇団が全国を巡業する場合、あるいは京都や東京の撮影所を起点に製作された大手映画会社の幕末映画が全国的に配給される場合、各地の地域性、特に幕末=明治維新当時の政治的立場は、実際の上演や上映にいかなる偏差を生み出したのでしょうか。
 ご報告を通じて、時代劇メディアと地域との関係性について、議論を深めていければ幸です。

※多くの方々にご参加いただきました。
ありがとうございました。

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日 時:2019年3月23日(土)14:00開始
会 場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント 403D

 (http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
アクセス:
 ■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
 ■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
 ■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
資料代 200円

≪申し込み方法≫
申込期間 3月20日(水)まで
定員 30名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※事前に申し込みが必要です。こちらのフォームより、またはメール(jidaikousyou[at]live.jp ※[at]を@にかえてください)に【お名前/メールアドレス/今後時代考証学会からのお知らせを希望するか】をご記入のうえ申込期間内にお申し込みください。後日当学会より整理番号をメールにてご返信させていただきます。

※お席に余裕がありますので引き続きご参加を受付ています。
 期日が迫り、お申し込みいただいてもご返信できない場合があります。
 事前にお申し込みいただかなくても、また、整理番号の返信がなくても、当日会場へ直接お越しください。

 ※お申込みいただいた方への受付の返信メールが届いていない場合があります。
 お申込みいただいた方は直接会場へお越しください。
posted by 時代考証学会 at 19:22| シンポジウム・フォーラム・サロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月10日

2019年3月9日(土)時代考証学会10周年記念シンポジウムの御案内

2019年3月9日(土)時代考証学会10周年記念シンポジウムを開催することになりましたので、ご連絡申し上げます。

 時代考証学会は2009年11月に活動をスタートさせ、10周年を迎えることができました。10周年を記念して、シンポジウム「江戸時代像を考える−歴史学・時代劇と時代考証−」を開催します。今回は、会の議論の原点を振り返り、江戸時代を描いた作品をめぐる、歴史学と時代劇制作と時代考証との関係を考えてみたいと思います。

日 時:2019年3月9日(土)13時〜17時30分(12:40開場)
会 場:明治大学 リバティタワー1143教室
    東京都千代田区神田駿河台1−1
[アクセス]                              
  ・JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅下車徒歩約3分
  ・東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅下車徒歩約5分
  ・都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線神保町駅下車徒歩約5分
  http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
参加費:500円

※多くの方々にご参加いただきました。
ありがとうございました
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時代考証学会10周年記念シンポジウム

江戸時代像を考える
−歴史学・時代劇と時代考証−



【報告タイトル/報告者】

江戸時代の歴史的位相と人格・心性

深谷克己氏

(早稲田大学名誉教授 日本近世史)


時代劇で人間を描く

黛りんたろう氏

(ドラマ演出家 元NHKエンタープライズ


江戸イメージの転換と時代考証

大石 学

(東京学芸大学教授 時代考証学会会長)


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主催:時代考証学会(会長・大石学)
    時代考証学会事務局(jidaikousyou[at]live.jp)
                 ※[at]を@にかえてください
    〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
                 東京学芸大学大石研究室 

〈申し込み方法〉
定員:100名(先着順)  
事前申込期間:3月3日(日)まで
 どなたでもご参加いただけます。
 事前に申し込みが必要ですので、こちらのフォームまたはメール(jidaikousyou[at]live.jp ※[at]を@にかえてください)に【お名前/メールアドレス/今後時代考証学会からのお知らせを希望するか】をご記入のうえお申し込みください。
 後日当会より、整理番号をメールにてご返信させていただきます。

※お席に余裕がありますので引き続きご参加を受付ています。
 期日が迫り、お申し込みいただいてもご返信できない場合があります。
 事前にお申し込みいただかなくても、また、整理番号の返信がなくても、当日会場へ直接お越しください。

 ※お申込みいただいた方への受付の返信メールが届いていない場合があります。
 お申込みいただいた方は直接会場へお越しください。

みなさまの御周辺に時代考証に関心がある人がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきたく、お願い申し上げます。部分参加も歓迎いたします。
posted by 時代考証学会 at 10:46| シンポジウム・フォーラム・サロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月01日

2018年11月24日(土)第10回時代考証学会シンポジウムの御案内

2018年11月24日(土)に、第10回シンポジウムを開催することになりましたので、ご連絡申し上げます。


今年の時代考証学会のシンポジウムでは、「他者」と時代劇メディアをテーマとして日本の時代劇メディアにおいて日本列島の北(アイヌ・蝦夷)と南(琉球・奄美)の諸民族がどのように描写されてきたのかについて考えたいと思います。

日 時:2018年11月24日(土)13時〜(12:40開場)
会 場:明治大学駿河台校舎1074教室(リバティタワー7階)
    東京都千代田区神田駿河台1−1
   
   *会場の情報に誤りがありました。以下のように訂正いたします。たいへんご迷惑をおかけいたしました。
    (誤)1011教室 → (正)1074教室

[アクセス]                              
  ・JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅下車徒歩約3分
  ・東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅下車徒歩約5分
  ・都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線神保町駅下車徒歩約5分
  http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
参加費:500円



【報告タイトル/報告者】

時代劇メディアにおける琉球・蝦夷を描くこと
『テンペスト』 と 『火怨・北の英雄 アテルイ伝』の経験を踏まえて(仮)
田中英治

(演出家。NHKエンタープライズ)


アイヌ民族とシェイクスピアを創る
『アイヌ オセロ』 
下館和巳

(シェイクスピア・カンパニー主宰、演出家。東北学院大学教授)


時代劇メディアの中のアイヌ
『コタンの口笛』 から 『ゴールデンカムイ』 まで
中川 裕

(千葉大学教授。アイヌ語研究。『ゴールデンカムイ』アイヌ語監修)


主催:時代考証学会(会長・大石学)
    時代考証学会事務局(jidaikousyou[at]live.jp)
                 ※[at]を@にかえてください
    〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
                 東京学芸大学大石研究室 
〈申し込み方法〉
定員:100名(先着順)  
事前申込期間:11月21日(水)まで
 どなたでもご参加いただけます。
 事前に申し込みが必要ですので、こちらのフォームまたはメール(jidaikousyou[at]live.jp ※[at]を@にかえてください)に【お名前/メールアドレス/今後時代考証学会からのお知らせを希望するか】をご記入のうえお申し込みください。
 後日当会より、整理番号をメールにてご返信させていただきます。

※お席に余裕がありますので引き続きご参加を受付ています。
 期日が迫り、お申し込みいただいてもご返信できない場合があります。
 事前にお申し込みいただかなくても、また、整理番号の返信がなくても、
 当日会場へ直接お越しください。


みなさまの御周辺に時代考証に関心がある人がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきたく、お願い申し上げます。部分参加も歓迎いたします。
posted by 時代考証学会 at 09:59| シンポジウム・フォーラム・サロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

2018年6月16日(土)時代考証学会・第11回サロンのご案内

時代考証学会第11回サロン


食文化と時代考証
−江戸の食事事情と和菓子を中心に−


報告者

青木直己氏

(虎屋文庫顧問、学習院大学・立正大学・日本菓子専門学校ほか講師)


 ある時代や社会を復元しようとするとき、そこで必要とされる知識は、歴史学だけではありません。人間社会を構成するあらゆる知見が必要とされること、そして、学問的関心では思いも寄らない知見が必要とされることが、これまでの時代考証学会の議論で明らかにされてきました。時代考証学とは、歴史作品とさまざまな学問や専門領域とが関わって議論することを目指すものです。
 当会のこれまでの取り組みの中でも、人物デザイン、所作、美術、有職故実・建築など、さまざまな専門領域が、ある時代や社会の復元に寄与していることがわかりました。今回のサロンでは、ある時代や社会のなかの「食文化」が、どのように復元されるのかに焦点をあてて、議論したいと思います。  
 今回ご報告いただく青木直己さんは、鷹場制度に関するご研究をはじめ、多くの近世史研究の成果を発表される一方、長年虎屋文庫に勤務し、江戸時代の人々の食文化に関する研究に携わってこられました。また、NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」や、NHK土曜ドラマ「幕末グルメ ブシメシ!」など多くの時代劇作品において、食文化や風俗考証を担当されています。そこで、今回は、青木さんが食文化や風俗考証を手がけられた時代劇作品を題材にして、食文化考証の世界をお話しいただきたいと思います。

日時 2018年6月16日(土) 14時〜17時
会場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント3階 403N教室

 (http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
アクセス:
 ■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
 ■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
 ■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
資料代 200円



≪申し込み方法≫
申込期間 2018年5月28日〜6月12日
定員 30名(先着順)

どなたでもご参加いただけます。
事前に申し込みが必要です。こちらの フォームより、またはメール
(jidaikousyou[at]live.jp ※[at]を@にかえてください)に【お名前/メールアドレス/今後時代考証学会からのお知らせを希望するか】をご記入のうえ申込期間内にお申し込みください。後日当学会より整理番号をメールにてご返信させていただきます。

※お席に余裕がありますので引き続きご参加を受付ています。
 期日が迫り、お申し込みいただいてもご返信できない場合があります。
 事前にお申し込みいただかなくても、また、整理番号の返信がなくても、
 当日会場へ直接お越しください。
posted by 時代考証学会 at 06:04| シンポジウム・フォーラム・サロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

『時代劇メディアが語る歴史』が出版されました。

大石学・時代考証学会編
『時代劇メディアが語る歴史−表象とリアリズム−』

が岩田書院より刊行されました。


さまざまなメディア媒体を通じて社会に発信される時代劇メディア作品。そこで表象される「歴史」は何を語り、そこからわたしたちは何を学ぶことができるのでしょうか。本書は、表象とリアリズムの問題に迫った時代考証学会・第5回シンポジウム(2013年開催)の記録集です。さらに特論を加え、NHK大河ドラマ放映を契機に変容する地域の歴史表象や観光の現場をリポートします。

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目次
 はしがき(大石学)
 趣旨説明(佐藤宏之)
 時代劇メディアと学問・観光の関わり
  −『鬼平犯科帳』を題材に−(門野里苗)
 マンガと時代考証
  −学習マンガを中心として−(小泉隆義)
 ドラマ美術と時代考証(岸聡光)
 時代劇メディアにおける演じ手の役割(宍戸開)
 パネルディスカッション(司会・竹村誠)
 「地域史によるまちおこし」を考える
  −第五回シンポジウムに参加して−(小沼幸雄)
 「時代劇メディア」制作におけるリアリズム
  −第五回シンポジウムの成果と課題−(門松秀樹)
 史実かドラマか
  −時代考証と作品の関係をめぐるシンポジウム参加者の意義−(門松秀樹)

特論 大河ドラマと観光地
 大河ドラマの衣裳・小道具の展示効果
  −『篤姫』『龍馬伝』と鹿児島・高知を例に−(野本禎司)
 大河ドラマ『平清盛』放映と宮島
  −宮島の特質と地域文化−(工藤航平)
 大河ドラマと博物館の展示叙述
  −福島県立博物館『八重の桜展』ワークショップの記録−(三野行徳)

 会津若松の観光と大河ドラマ『八重の桜』
  −悲劇からの復興という物語−(神谷大介)
   
 あとがき(神谷大介)
posted by 時代考証学会 at 11:51| 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする