コンテンツ文化史会2021年度例会として
大石学・時代考証学会編
『戦国時代劇メディアの見方・つくり方―戦国イメージと時代考証―』の
書評会が開催されますので、お知らせいたします。
日時:3月12日(土)14:30〜(オンライン開催)
参加方法など詳しくは以下のHPをご確認ください。
http://www.contentshistory.org/2022/02/14/1935/
コンテンツ文化史学会HP
http://www.contentshistory.org/
※当会会長の大石学が著者コメントとして参加いたします。
2022年03月02日
2021年10月21日
2021年11月28日(日)第12回時代考証学会シンポジウムのご案内
2021年11月28日(日)に、第12回時代考証学会シンポジウムを、オンライン形式にて開催することとなりました。下記の通りお知らせいたします。
【日時】2021年11月28日(日)13:00〜
(12:45入室受付開始、17:15閉会予定)
【会場】Zoomウェビナーによるオンラインシンポジウム
【参加費】無料
【主催】時代考証学会(会長・大石学)
時代考証学会事務局(jidaikousyou〔at〕live.jp)
※シンポジウムに関するお問い合わせは上記アドレスまで。〔at〕を@に変えて下さい。
〒998-8580 山形県酒田市飯森山 3-5-1
東北公益文科大学 研究室 H-4 門松秀樹研究室
【お申し込み方法】
期間 11月24日(水)まで
定員 300名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※シンポジウムの参加登録は締め切らせていただきました。
※オンライン開催という形式の関係上、例年のように事前の参加登録なしで直接御来場いただいた上での御参加は出来ません。
なお参加登録いただいた方には、当日のZoom参加用URL、利用マニュアル、各報告資料などを取得するためのURLが記載されたメールを参加登録の際にご記入されたアドレス宛にjidaievent〔at〕gmail.comより送信しております。
11月27日中にメールが届かない場合は、恐れ入りますが、再度迷惑メールフォルダをご確認の上、時代考証学会事務局(jidaikousyou〔at〕live.jp)まで、お問い合わせください。
自動返信並びに資料等の送信元 jidaievent〔at〕gmail.com
お問い合わせ先 jidaikousyou〔at〕live.jp
時代考証からみる「忠臣蔵」の過去・現在・未来
―「ご存じもの」の先へ―
―「ご存じもの」の先へ―
【日時】2021年11月28日(日)13:00〜
(12:45入室受付開始、17:15閉会予定)
【会場】Zoomウェビナーによるオンラインシンポジウム
【参加費】無料
※多くの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
【報告者(敬称略)/報告タイトル】
忠臣蔵の現在、日本芸能史の現在
羽鳥隆英
(時代考証学会、日本芸能文化論)
元禄赤穂事件と「忠臣蔵」
−NHK『元禄繚乱』の制作に携わった経験から−
保垣孝幸
(北区立中央図書館地域資料専門員、NHK大河ドラマ『元禄繚乱』資料提供)
映画 『決算!忠臣蔵』 の舞台裏
中村義洋
(映画監督・脚本家、『決算!忠臣蔵』)
忠臣蔵の現在、日本芸能史の現在
羽鳥隆英
(時代考証学会、日本芸能文化論)
元禄赤穂事件と「忠臣蔵」
−NHK『元禄繚乱』の制作に携わった経験から−
保垣孝幸
(北区立中央図書館地域資料専門員、NHK大河ドラマ『元禄繚乱』資料提供)
映画 『決算!忠臣蔵』 の舞台裏
中村義洋
(映画監督・脚本家、『決算!忠臣蔵』)
【主催】時代考証学会(会長・大石学)
時代考証学会事務局(jidaikousyou〔at〕live.jp)
※シンポジウムに関するお問い合わせは上記アドレスまで。〔at〕を@に変えて下さい。
〒998-8580 山形県酒田市飯森山 3-5-1
東北公益文科大学 研究室 H-4 門松秀樹研究室
【お申し込み方法】
期間 11月24日(水)まで
定員 300名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※シンポジウムの参加登録は締め切らせていただきました。
※オンライン開催という形式の関係上、例年のように事前の参加登録なしで直接御来場いただいた上での御参加は出来ません。
なお参加登録いただいた方には、当日のZoom参加用URL、利用マニュアル、各報告資料などを取得するためのURLが記載されたメールを参加登録の際にご記入されたアドレス宛にjidaievent〔at〕gmail.comより送信しております。
11月27日中にメールが届かない場合は、恐れ入りますが、再度迷惑メールフォルダをご確認の上、時代考証学会事務局(jidaikousyou〔at〕live.jp)まで、お問い合わせください。
自動返信並びに資料等の送信元 jidaievent〔at〕gmail.com
お問い合わせ先 jidaikousyou〔at〕live.jp
2021年10月02日
『戦国時代劇メディアの見方・つくり方』が刊行されました。
大石学・時代考証学会編
『戦国時代劇メディアの見方・つくり方
―戦国イメージと時代考証―』
が勉誠出版より刊行されました。
『戦国時代劇メディアの見方・つくり方
―戦国イメージと時代考証―』
が勉誠出版より刊行されました。
歴史的事実との整合性を図りながら、エンターテインメントを追及する上で、「時代考証」はどのように関わっているのか。歴史意識・イメージの変遷とそこに影響を与えるポップ・カルチャーの関係にも注目。研究者、漫画家、俳優、ドラマ制作者、市民などのさまざまな視点から、「時代考証」を考察する。
本書は、戦国時代劇メディアをテーマとした第6回と第11回のシンポジウムと、これに関連する論考・コラムを収録したものである。これまで当会では毎年のシンポジウムごとにその成果を刊行してきたが、創立10年を経過し、新たな「ことはじめ」として、特定のテーマごとに複数のシンポジウムの成果をまとめて刊行する、その1冊目となる。
目次
はしがき(大石学)
序論(野本禎司)
特論 戦国時代劇と時代考証(大石学)
第1編 時代劇メディアとポップ・カルチャー
1 時代考証数珠繋ぎ(尼子騒兵衛)
2 時代劇メディアの中の「ポップ・カルチャー」
―時代考証の所在を手がかりに―(花岡敬太郎)
3 剣豪イメージと時代コンテンツの変遷
―柳生十兵衛を事例として(玉井建也)
シンポジウム「時代劇メディアと「ポップ・カルチャー」の境界を歩く」
趣旨説明(花岡敬太郎)
コメント(大橋崇行)
パネルディスカッション(司会・茂木謙之介)
第2編 時代劇と戦国イメージ
4 戦国時代・武将のイメージ形成過程について(山野井健五)
5 時代劇は存続するか?(佐藤峰世)
6 戦国武将を演じるにあたって(森田順平/聞き手:金井貴司)
シンポジウム「戦国時代イメージを考える―時代劇メディア・学問・市民―」
趣旨説明(門松秀樹)
パネルディスカッション(司会・神谷大介)
第3編 三英傑イメージの変遷
7 織田信長イメージの現在(橋本章)
8 豊臣秀吉イメージの現在(井上泰至)
9 徳川家康イメージの現在(原史彦)
第4編 歴史系学問と戦国イメージ
10 戦国大名の実像―殿様と家来―(佐々木倫朗)
11 「呂宋助左衛門」と海域アジア交易―時代劇が培う歴史像(川戸貴史)
12 「設楽原」の発見―時代劇メディアの民俗学(及川祥平)
13 特別展「戦国時代展」の思考(西山剛)
コラム
戦国イメージをドラマ化することの意味と面白さを考える
―時代考証学会第六回シンポジウムに参加して(花岡敬太郎)
「お目付役」を超えるために
―時代考証学会第六回シンポジウムのアンケート回答から(鈴木一史)
時代考証の役割とメディアリテラシー
―時代考証学会第一一回シンポジウムのアンケート回答から(工藤航平)
あとがき(時代考証学会)
2021年09月05日
2021年9月19日(日)時代考証学会・第15回サロンのご案内
時代考証学会第15回サロンを以下のとおり、オンラインにて開催いたします。
時代劇メディアにおいて“戦国時代”というテーマは、映像作品に限らず、小説やマンガ、ゲームなど幅広い媒体で一つの定番となっていると言えます。現代を生きる私たちとは大きく異なる戦乱に次ぐ戦乱の殺伐とした時代をめぐる物語が、大名、武将、地方豪族、商人、農民、女性など様々な視点から繰り返し紡ぎ続けられてきました。彼(彼女)らの物語が私たちを引き付けてきたのは、何もかもが戦を中心に回っているかのような戦国時代に対するイメージが、私たちを「非日常」へと駆り立てるからなのかもしれません。
しかし、戦国時代がまとう「非日常」のイメージへの関心の高さに対し、当時の人びとの金銭や物流に対する感覚、あるいは、異国との関係性の捉え方について、私たちは多くを知りません。今回の報告者である川戸貴史さんは中近世の経済史、とくに中近世の貨幣経済の在り方について専門に研究されています。近年では、『戦国大名の経済学』(講談社現代新書、2020年)において、戦国大名が領国を「経営」する様について、収入源や支出先、鉱山開発や対外貿易、そして貨幣制度(金・銀・コメ)などの観点から立体的に解き明かしてきたのも記憶に新しいところでしょう。
今回のサロンでは、「「呂宋助左衛門」と海域アジア交易―時代劇が培う歴史像―」と題し、一般にはあまり注目されてこなかった戦国時代における海外との交流の歴史について、そのイメージ上の転機となったとされるNHK大河ドラマ「黄金の日日」(1978年)に関わる事例を紐解きながら紹介します。そこから、時代劇メディアと歴史学研究の成果の交叉点について議論を深めて参りたいと思います。
日 時:2021年9月19日(日)14:00〜(13:40入室受付開始)
会 場:Zoomウェビナーによるオンラインサロン
ZoomのURLや利用方法、配布資料等については、参加申し込みをいただいた後に個別にメール(jidaisalon202108〔at〕gmail.com)にてご案内いたします。
時程(仮)
13:40 受付開始
14:00 サロン開会
15:00 休憩
15:15 質疑
16:00 閉会予定
※当日の進行事情により時程は前後する場合がございますのでご了承下さい。
参加費無料
≪申し込み方法≫
申込期間 9月15日(水)まで
定員 80名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※事前に申し込みが必要です。こちらのフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/1BD7omKDZDnFu4Yq6
ご入力いただくと、jidaisalon202108〔at〕gmail.comより、自動配信にて申し込みを受付けた旨のメールが送られます。また、本メールは「迷惑メール」フォルダーに振り分けられることがございます。メールが届かない場合は、まず「迷惑メール」フォルダーをご確認ください。それでも届いていない場合は、お手数ですが、まず上記のアドレスまで(〔at〕を@にかえてください)ご連絡ください。
みなさまの御周辺に時代考証に関心がある方がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご参加いただきたく、お願い申し上げます。部分参加も歓迎いたします。
「呂宋助左衛門」と海域アジア交易
―時代劇が培う歴史像―
―時代劇が培う歴史像―
報告者
川戸 貴史
(千葉経済大学経済学部経済学科教授、時代考証学会運営委員)
時代劇メディアにおいて“戦国時代”というテーマは、映像作品に限らず、小説やマンガ、ゲームなど幅広い媒体で一つの定番となっていると言えます。現代を生きる私たちとは大きく異なる戦乱に次ぐ戦乱の殺伐とした時代をめぐる物語が、大名、武将、地方豪族、商人、農民、女性など様々な視点から繰り返し紡ぎ続けられてきました。彼(彼女)らの物語が私たちを引き付けてきたのは、何もかもが戦を中心に回っているかのような戦国時代に対するイメージが、私たちを「非日常」へと駆り立てるからなのかもしれません。
しかし、戦国時代がまとう「非日常」のイメージへの関心の高さに対し、当時の人びとの金銭や物流に対する感覚、あるいは、異国との関係性の捉え方について、私たちは多くを知りません。今回の報告者である川戸貴史さんは中近世の経済史、とくに中近世の貨幣経済の在り方について専門に研究されています。近年では、『戦国大名の経済学』(講談社現代新書、2020年)において、戦国大名が領国を「経営」する様について、収入源や支出先、鉱山開発や対外貿易、そして貨幣制度(金・銀・コメ)などの観点から立体的に解き明かしてきたのも記憶に新しいところでしょう。
今回のサロンでは、「「呂宋助左衛門」と海域アジア交易―時代劇が培う歴史像―」と題し、一般にはあまり注目されてこなかった戦国時代における海外との交流の歴史について、そのイメージ上の転機となったとされるNHK大河ドラマ「黄金の日日」(1978年)に関わる事例を紐解きながら紹介します。そこから、時代劇メディアと歴史学研究の成果の交叉点について議論を深めて参りたいと思います。
※多くの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
日 時:2021年9月19日(日)14:00〜(13:40入室受付開始)
会 場:Zoomウェビナーによるオンラインサロン
ZoomのURLや利用方法、配布資料等については、参加申し込みをいただいた後に個別にメール(jidaisalon202108〔at〕gmail.com)にてご案内いたします。
時程(仮)
13:40 受付開始
14:00 サロン開会
15:00 休憩
15:15 質疑
16:00 閉会予定
※当日の進行事情により時程は前後する場合がございますのでご了承下さい。
参加費無料
≪申し込み方法≫
申込期間 9月15日(水)まで
定員 80名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※事前に申し込みが必要です。こちらのフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/1BD7omKDZDnFu4Yq6
ご入力いただくと、jidaisalon202108〔at〕gmail.comより、自動配信にて申し込みを受付けた旨のメールが送られます。また、本メールは「迷惑メール」フォルダーに振り分けられることがございます。メールが届かない場合は、まず「迷惑メール」フォルダーをご確認ください。それでも届いていない場合は、お手数ですが、まず上記のアドレスまで(〔at〕を@にかえてください)ご連絡ください。
みなさまの御周辺に時代考証に関心がある方がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご参加いただきたく、お願い申し上げます。部分参加も歓迎いたします。
2021年08月08日
2021年8月22日(日)時代考証学会・第14回サロンのご案内
時代考証学会第14回サロンを以下のとおり、オンラインにて開催いたします。
民俗学から時代劇メディアのなにが問えるか
報告者
及川 祥平
(成城大学文芸学部文化史学科専任講師、時代考証学会評議員)
創設から十二年、当会は「歴史作品、学問、市民社会に寄与する総合学」としての時代考証学という志のもと多くの市民や作品関係者の方々との交流を重ね時代考証学の構築を目指してきました。そして、その過程で、歴史学にとどまらず、民俗学、建築史や演劇学、映画学、表象文化論など様々な分野の研究者が加わっていくようになりました。
報告者・及川祥平さんの専門である民俗学では、近年、偉人顕彰や人神祭祀に関する研究成果が蓄積されており、及川さんの『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)もその一つに数えられます。同書では、「人を神に祀る風習」の近・現代の状況を問うために、従来見過ごされてきた「偉人崇拝」に着目し歴史上の人物や死者に人びとが価値を付与していくプロセスの再検討がなされています。楠木正成や武田信玄、徳川家康、大岡越前、赤穂義士などを巡る事例を素材に、地域の人びとが歴史上の人物を「偉人」として記憶し、それを想起し、さらにそれが別の人びとに体験されていく、という記憶装置の構築過程の再検討がなされました。時代劇メディアを通した人びとの歴史体験と歴史観との関係性についても言及されており、人びとが歴史上の人物のあり方を思い描く際にメディアが果たしてきた役割や、単純に史実を並べていくだけでは決して説明できない、さまざまな経験、思い、価値観などの「磁場」について検討されています。
今回のサロンでは、戦国期の著名な合戦の一つである長篠・設楽原合戦などを中心に、地域に今も残る顕彰や行事等の事例を踏まえながら、それらが人びとの目に届くことでどのような事が起こり、偉人の描かれ方などとどのように関わっていくのか、そして、時代劇メディアを消費する人びとの受容や抵抗にはどのような関係を見せているのかをお話しいただきます。そして、これらの論点は時代考証学とどのように交錯していくのかについて問立ててもらうことで、議論を深めていきたいと思います。
※多くの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
日 時:2021年8月22日(日)14:00〜(13:40入室受付開始)
会 場:Zoomウェビナーによるオンラインサロン
ZoomのURLや利用方法、配布資料等については、参加申し込みをいただいた後に個別にメール(jidaisalon202108〔at〕gmail.com)にてご案内いたします。
参加費無料
≪申し込み方法≫
申込期間 8月18日(水)まで
定員 80名(先着順)
どなたでもご参加いただけます。
※事前に申し込みが必要です。こちらのフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/xvHAfNbrMMwtkJ1j7
ご入力いただくと、jidaisalon202108〔at〕gmail.comより、自動配信にて申し込みを受付けた旨のメールが送られます。また、本メールは「迷惑メール」フォルダーに振り分けられることがございます。メールが届かない場合は、まず「迷惑メール」フォルダーをご確認ください。それでも届いていない場合は、お手数ですが、まず上記のアドレスまで(〔at〕を@にかえてください)ご連絡ください。
みなさまの御周辺に時代考証に関心がある方がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご参加いただきたく、お願い申し上げます。部分参加も歓迎いたします。